団地をセルフリノベして暮らす!!
そんな挑戦をしている仲間の奮戦記です。
「自分にもDIYでできるのかな?」
「こんな基本的な疑問どこにも載ってない~」
と悩んでいるあなた、きっと勇気やヒントがもらえますよ!
埼玉県狭山市の団地「新狭山ハイツ」のリノベーション。
かなりチャレンジングな取り組みになりました。
なにがチャレンジングかというと、
ただの賃貸ではなく、
3人でルームシェアなんです!
やっと動き出しましたが、
まだ完全に出来上がったわけではありません。
でも、ここまでの道のりをちょっとづつ紹介していきます。
リノベの楽しいところのひとつは、
【間取りの変更】
ですよね。
カベをぶち抜いて。
キッチンはこっちに持ってきて。
洗面台はここがいいなあ。
なんて妄想する時間が楽しいものです。
でも、実現が不可能なら、本当に単なる妄想です。
あとになって、「え~それできないの?!」
なんてことにならないように、
ある程度のことはチェックしておきましょう。
まずは、上の写真。
①カベをチェックしておきましょう。
コンクリートの壁は、絶対に壊せません。
木の壁は、壊せます。(ただし、天井や床の取り合いは考える必要がありますが。)
自分の部屋の壁が、どんなふうになっているのか。
ちょっと壁を叩けば簡単にわかります。
下がり壁というのもあります。
頭の高さぐらいまで、天井から壁があって、
その下は、開口しているものです。
できれば、イメージがわきやすいようにミニチュアなんかも作ってみましょう。
牛乳パックで簡単につくれます。
(写真は、シェアの部屋ではなく、別の部屋です)
どんな壁の構造になっているかが、よくわかりますね。
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つづいて、こちら。
重要なところなので、かなりじっくりチェックしました。
なんのためだかわかりますか?
実は、
②排水管の場所のチェックです。
排水たて管と呼ばれる、天井から床下まで通っている排水管。
1部屋に、2~3本通っています。
1本は、トイレ排水。(これは単独です)
1本は、キッチン単独か、洗濯・洗面・お風呂 と一緒になってます。
(キッチンの排水管は、ベランダに出ているものもあります。)
重要なのは、これら排水管は管理組合の物(共有物)だということ。
勝手に交換できません。
5階から1階まで通っていますから、もちろん勝手に移動もできません。
そして、このたて管の位置によって、水回りの自由度が影響をうけます。
キッチンをアイランドにしたい!!
洗濯機を違う場所に!!
お風呂の場所も変えたい!!
そんなときには、それぞれの設備から排水たて管まで、
どうやって管をつなぐかが問題になります。
排水は、重力によって流れていきます。
なので、排水管が水平だと、排水が流れていきません。
もちろん水ですから、上に登ることもできません。
だから、たて管につながる「横引き管」には、勾配がついています。
100cmの距離で、1cm下がる程度ですが、
5メートル離したら5cmです。
結構バカにはできません。
「どうやったら移設できるか?」
「どこに持っていくのが一番いいのか?」
ということを考えるのもおもしろいところですが、
そのためにも、どこにどの排水がつながっているかは、
最初に把握しておきましょう。
①カベ
②排水管
の二つをチェックして、いざどんな感じにしようか?
ということで考えたのが、上の二つのイラストです。
ちゃんと今回チェックしたことが活かされたプランになっています。
それはどこかというと...(次回へ続く)